花鳥風月

〜美しい和の文化〜
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    「永遠の0」は戦争を讃えているのか
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      昨年夏に映画「永遠の0」を鑑賞していましたが、この夏ようやく原作である書籍を読み終えました。

      この作品は放送作家である百田尚樹氏の作品で、太平洋戦争中に使用された艦上戦闘機「零戦」を軸に、搭乗員とその家族、当時の時代背景や軍部の状況など、太平洋戦争前後の日本を感じるには、非常に読みやすい良書だと思います。

      自らの命を犠牲にして攻撃する「特攻」に飛び立ち散っていった若者の苦悩の心情や、運命を受け入れた強い心を慮ると、私達が日本のために戦ってくれた方々に感謝をしなければならないことに気がつきます。戦後教育の真っ只中で育って来た私達には知らされていないことがたくさんあるし、それらを自ら知ろうとしていなかったことに恥ずかしく感じることと思います。日本の為に、家族の為に、愛する人の為に自らの犠牲を厭わなかった姿勢は、現代に生きる私達が失ってしまった大切なものなのかもしれません。

      この作品に批判的な意見も当然あるかと思いますが、内容を読み込めば決して戦争を讃えているわけではないと思うのです。戦争がテーマだからといって忌み嫌うのではなく、近代日本にとって避けて通れない近代史を題材とした作品として、まずは読んでみることをお勧めします。
      | 戦争 | 20:36 | comments(0) | - |
      新聞記事を鵜呑みにすることの危うさ
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        JUGEMテーマ:エッセイ
        既に各種メディアで報じられているように、朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦問題の発端となった記事が誤報だったとして30余年も経った後、訂正しました。

        周知の事実ですが、朝日新聞のこの記事をきっかけとして、日本は国際社会から批判を受けていました。これほどまでに日本を貶めた責任をどう取るつもりなのでしょうか。アジア諸国との軋轢を作り、日本を方々からの批判の的に晒したのですから、誤情報だと見極められなかったとしても結果責任として流布した朝日新聞の責任は大きいと思います。一旦作られてしまった印象はそう簡単には変わりませんので、これから将来にかけても悪影響は残ると思います。もちろん人間の為すことなので間違いはあるのは仕方ありません。しかし、当該記事の裏付けとなった吉田清治氏の証言が間違いである可能性はもう20年も前に指摘されていますから、訂正するにも遅すぎると言わざるを得ません。

        そもそも朝日新聞は反体制的な立場を取っているのは理解しています。イデオロギーの違いを否定するつもりはありませんが、立場を肯定するために事実をねじ曲げて報道するということは、もはや報道とは言えません。これは慰安婦報道だけではありません。福島第一原発の初期対応時の報道にも歪曲があったと言われています。朝日新聞は反原発の立場ですが、その立場を正当化するための事実歪曲は決して許されないと思います。

        閑話休題、朝日新聞批判一辺倒となってしまいましたが、この投稿で最もはっきりと言いたいことは、新聞記事を鵜呑みにすることは危ういということです。新聞記事は決して中立の立場で書かれているものばかりではありません。そこには事実を分析する視点に偏りができ、それを元にした記事にもやはり偏りができます。新聞に掲載されているから事実と考えるのは間違いなのです。

        情報の確からしさを査定するときの基準として使われる表現として、一次情報、二次情報、三次情報といった分類で分けることがあります。一次情報は自分の見聞や経験から得た情報、二次情報は直接自分が人伝で得た情報、第三次情報は情報源が分からない情報のことを差します。現代になってもなお残る誤報によって煽動されないようにするには、何よりも質の高い情報源を確保することと、少なくとも複数の情報源を組み合わせて十分な情報を得た上で、自分の頭の中で整理し、考え、本質を探ることが必要です。

        従軍慰安婦に代表されるような戦前の事件や出来事については、その存在の有無も含めて、改めて今の日本人が個々に考えを巡らせ、自分なりの結論を導きだすことが必要な時が来たのではないかと思います。
         
        | 日本の政治経済 | 23:08 | comments(0) | - |
        近代日本史の真実を知ることの意義
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          JUGEMテーマ:エッセイ
          私は昭和51年生まれの38歳。戦後の高度成長期の後に生まれた、完全に戦争を知らない世代です。

          私の父方の祖父は戦死をしていて、父も祖父の顔を覚えていません。母方の祖父は既に他界しているのですが、若い時から身体が弱かったこともあって戦争には行っておらず、生前には戦争の話を聞いたことがありませんでした。だから、身近な親族からの戦前戦後の実情を知るという機会はありませんでした。

          一方で、ここ最近の日本の中の戦争に対する考え方は、私が小さかった頃から考えると少し変化しつつあると感じています。中国に日本が経済規模で負けてしまったことや、日本の家電各社が韓国企業にやられてしまったことなど、日本がアジアで築いてきたポジションが少し変化しつつあるのも1つの要因かもしれません。また、未曾有の大惨事となった東日本大震災の際に賞賛された日本人の素晴らしさに日本国民が改めて自負の念を抱いたからかもしれません。

          日本とは何かを改めて問い直すと同時に太平洋戦争はどうして始まってしまったのか、日本はどうして戦争をしなければならなかったのか、それを知る為には近代日本史を改めて自分で調べ、考え、理解することが大切だと考えています。

          戦前の日本を正当化する考え方は、右翼とか国粋主義とか軍国主義と指摘をされてしまいますが、日本人として日本の行動を正視することは悪いことだとは思いません。近代日本で起きた真実は何だったのか、知ることを忌み嫌わず、引け目に思わず、正面から考えていければと思います。このブログはあくまでも私個人の考え方です。正誤を議論するつもりはありませんので、のんびりおつきあい頂ければと思います。
          | 日本の歴史 | 16:28 | comments(0) | - |