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    新聞記事を鵜呑みにすることの危うさ
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      JUGEMテーマ:エッセイ
      既に各種メディアで報じられているように、朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦問題の発端となった記事が誤報だったとして30余年も経った後、訂正しました。

      周知の事実ですが、朝日新聞のこの記事をきっかけとして、日本は国際社会から批判を受けていました。これほどまでに日本を貶めた責任をどう取るつもりなのでしょうか。アジア諸国との軋轢を作り、日本を方々からの批判の的に晒したのですから、誤情報だと見極められなかったとしても結果責任として流布した朝日新聞の責任は大きいと思います。一旦作られてしまった印象はそう簡単には変わりませんので、これから将来にかけても悪影響は残ると思います。もちろん人間の為すことなので間違いはあるのは仕方ありません。しかし、当該記事の裏付けとなった吉田清治氏の証言が間違いである可能性はもう20年も前に指摘されていますから、訂正するにも遅すぎると言わざるを得ません。

      そもそも朝日新聞は反体制的な立場を取っているのは理解しています。イデオロギーの違いを否定するつもりはありませんが、立場を肯定するために事実をねじ曲げて報道するということは、もはや報道とは言えません。これは慰安婦報道だけではありません。福島第一原発の初期対応時の報道にも歪曲があったと言われています。朝日新聞は反原発の立場ですが、その立場を正当化するための事実歪曲は決して許されないと思います。

      閑話休題、朝日新聞批判一辺倒となってしまいましたが、この投稿で最もはっきりと言いたいことは、新聞記事を鵜呑みにすることは危ういということです。新聞記事は決して中立の立場で書かれているものばかりではありません。そこには事実を分析する視点に偏りができ、それを元にした記事にもやはり偏りができます。新聞に掲載されているから事実と考えるのは間違いなのです。

      情報の確からしさを査定するときの基準として使われる表現として、一次情報、二次情報、三次情報といった分類で分けることがあります。一次情報は自分の見聞や経験から得た情報、二次情報は直接自分が人伝で得た情報、第三次情報は情報源が分からない情報のことを差します。現代になってもなお残る誤報によって煽動されないようにするには、何よりも質の高い情報源を確保することと、少なくとも複数の情報源を組み合わせて十分な情報を得た上で、自分の頭の中で整理し、考え、本質を探ることが必要です。

      従軍慰安婦に代表されるような戦前の事件や出来事については、その存在の有無も含めて、改めて今の日本人が個々に考えを巡らせ、自分なりの結論を導きだすことが必要な時が来たのではないかと思います。
       
      | 日本の政治経済 | 23:08 | comments(0) | - |
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